2009年04月18日

M@STER TRAXX 覚え書き (1)企画の意味

全ての始まりは第一回のトカチゴールドの時、ツナマヨPと「やれたら面白いですよねー」と喋ったのがきっかけでした。ですが本当に「やれたらいいね」だけで何もビジョンなどはその時はなく、それから半年ほど経って年末にお会いした時に僕の方から「形にしてみませんか?」と持ちかけてみました。

アイマスRemixやIm@shupはアイマス勢の中でも「埋もれるのがデフォ」と言われる界隈です。
音に関してはエキスパートでも、映像まで手が回る人はほんのわずか。TPTPや未来派先生、fftq氏のような方は映像まで合わせて上げられますが、それにはけっこうな努力を要します。また同時に、映像をつけることができるという前提での音作りを考えると、そこに結構な制限も加わってくるものです。
そういう縛りをなくしつつ、参加者それぞれの「全開の音」で勝負して、かつ衆目を集められて、remixやマッシュアップ界隈にさらに光をあてられたらという願いを託してみました。ですが「動画サイトで音オンリーの企画をやる意味はあるのか?」という疑問は常について回っている実感がありました。実際に参加を打診した方から疑問として投げかけられたこともあります。

僕もピアノシリーズやIwantなどで、音と映像両方を編集しましたが、音だけでやるということは間違いなく動画サイトで使える「映像」という楽しみから手を離すことです。わざわざやれることを封じてこういった企画をやることにそもそも意味はあるのかというのは、企画公開寸前まで付き纏い続けました。

アイマス関連の音いじりは極めて本道でありながら極めて特殊です。その理由は、ゲームやCDの音を加工して抽出した音を使っていること。
最近は同人音楽のイベントなども数多く行われているようですが、そういった場で発表されるremixは、ボーカルを自前で連れてきたりシンセでメロを取ったりするケースがほとんどのようです。なぜそうなのかということに関してはこの場では「大人の事情」とさせていただくとして、そういった状況を鑑みた場合むしろこの企画は、かろうじてグレーとしてお目こぼしいただけるニコニコでしか成立し得ないものであると言えると思います。さもなければ、クラブイベントか何かで空気の中に揮発させて後に残さない以外にありません。

また同時に、アイマス音いじり系の作者、特にガチ系の人々は、作風からわかるようにマイペース、独立自尊系の方が多いせいか、実は驚くほどにつながりがありません。少なくとも僕の周りでは。マッシュアップ系の方々は幾分か交流があったようですが、それでも色々なコミュニティが散在するニコマス界隈においてはかなり薄い印象があります。そういった方々にお声掛けして企画を動かす機会は、この瞬間を逃したら相当長い間失われるのではないかという直感がありました。

ただそういう思いがあっても、前段にあった動画サイトでこの企画をやる意味という疑問は、公開まで常についていくことになるのですが……。
posted by Die棟梁 at 22:05| Comment(0) | M@STER TRAXX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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