2007年09月14日

『9:02pm』 Vocal & Piano ver. Feat. 三浦あずさ

そして、三作目。



実はこの曲こそ一番最初にやろうと思っていた曲でした。しかしこの曲、あまりに難しかった。
この曲のアレンジした人一体何者なんでしょうか?かなりジャズやブラックミュージックに精通していなければ原曲のアレンジは出てきません。そういうレベルの代物です。現在はナムコ所属のようですが、前身が気になります。
何せm@sterversionのメンツがはっきり言って鬼。
ピアノに島健(ジャズピアニストにしてサザンなどの弦アレンジも手がける。Birdのライブサポートも)、ドラムに佐野康夫(Misiaなど数知れないアーティストのサポート)、ストリングスは弦一徹(オレペコなど。日本有数のストリングスチーム)。このメンツを向こうに回してこの曲のアレンジャーはベースとサックスやってるってんですから。
一体何者なんでしょうね?

というわけで、ここからは奏法解説など。この曲のテンポは、アイマスでもっとも遅い68となっています。しかしこの曲を68で捉えて演奏するのは実はものすごい困難を伴います。
テンポが68とはいえこの曲は16ビートなのです。なのでそのビートを捉えないと、間が持たない+メロの節回しが合わない、という事態になってしまうのです。

結局私もその形でとらえ、アメリカの女性シンガーがピアノと二人で歌うようなアレンジに仕上げました。音数が少ない時でもしっかり16を感じながら弾くようにしています。
とはいえソロ部はかなりリズム的に危ういのですが。めちゃくちゃリズム縒れてるし。

続いて動画ですが、この動画には元ネタがあります。
"Jazz Love-notes"というテレビ番組で、2000年頃にテレ朝の深夜に10分だけやっていた番組です。いまはBS日テレで続編がやっているようですね。

http://www.lovenotesjoy.com/jazz/

サイトの右フレームからアーカイブを見ていただければわかりますが、この番組は全てモノクロでした。
902をこのアレンジにしよう!と決めた時から、画像の方向性もこの方向へもっていこうと決めていました。
ただ問題は、
・普通にモノクロフィルタを使うと暗すぎる(生きたモノクロ感がでない)
・ステージが明るすぎて、あずささんにフォーカスが集まらない
という二点。

元ネタの番組は、今ではHDで撮ったものをわざわざモノクロにしているそうです。つまりここで要求されるのは、「古いがゆえのモノクロ」ではなく、「今のカメラで撮ったモノクロ」。
それを実現するために、モノクロフィルタのカラーバランスで少しだけ青成分を削りました。こうすることでわずかですがモノクロから冷たさが取れます。
また、あずささんの陰影をくっきりつけるために、モノクロの前段階で画像のコントラスト、明度、ガンマを補正してます。

ステージが明るすぎる点は、光フィルタを使って改善を試みました。
光フィルタはすなわちライティングフィルタですが、この最大の特色は、光の照射範囲外を暗くしてくれるということ。これはまさに僕が求めていた効果でした。
元ネタの暗いステージを完璧に表現するには至りませんでしたが、ピアノデュオというシチュエーションを表現するのに充分な光コントロールが出来たと思います。

他にも、白黒部のシーンチェンジのエフェクトはクロスフェードのみ(白黒フェードも禁止)という縛りをつけています。ズームやパンなどもかなり気を使っていますので、その辺も見ていただけると嬉しかったりします。

ちなみに最後カラーになるところは、某スレでいただいたアドバイスを参考にしました。危うくシンドラーPの称号をいただきかけましたが(笑)。でもあそこは本当に勉強になります。ありがとうございます。

毎夜再生がじわりじわりと増え、もうすぐ12k。聴いてくださっている全ての紳士淑女に感謝を。


posted by Die棟梁 at 02:02| 自作動画解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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